ハンガーゼロ アフリカ」とは

【大阪事務所】

2024年02月07日

アンサンブルメゾン「平和のリボン」コンサートのご報告


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1月27日に阿倍野区民センターホールで「平和のリボン」コンサートが開催されました。
障害者アーティストと健常者アーティストによる日韓音楽プロジェクトです。
ハンガーゼロの親善大使である小堀英郎さんが活動されているアンザンブルメゾンとJ Art Ensemble、そして友情出演で君愛バンドがステージに立たれました。

音楽を通じて健常者、障害者の区分を超えた会場の雰囲気は、一人ひとりに勇気や希望が与えられる、心に強く残るステージとなりました。

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最後には、能登半島地震の義援金を募って下さり、130,075円が集まりました。
これは全額ハンガーゼロを通じて能登半島地震で被災された方の支援に充てられます。

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NewsLetter巻頭言

2024年01月01日

【2024年 新年のご挨拶】毅然とした態度で世界の困難と向き合っていく


2024年になりました。だれもが年の初めに思うことは、「今年一年世界が平和でありますように」です。しかし、そうなったためしはありません。23年はロシアによるウクライナ侵攻が続き、さらにイスラエル・パレスチナ紛争の戦闘は激しさを増しています。またトルコ地震の爪痕も大きく残り、被災された方々の日常はまだ戻ってはいません。

私が暮らす大阪の八尾市にウクライナ・ハルキウからの避難民親子さんがいます。現地で働くさんを通じて、地元教会と協力しこの方々の受け入れを行なっています。母親のナタリヤさん(下)は地域でウクライナでの体験をお話しする機会が何度か与えられています。


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「2022年2月24日の朝5時、私たちは轟音、爆発音、そして軍用重機の動く音で目が覚めました。全面戦争が始まったとは信じがたいことでした。ハルキウはロシアとの国境から40㎞ほどのところ。攻撃が少し落ち着いたとき、娘と私は食料品を買いに出かけました。列を守っていると、突然ホイッスルが聞こえ、また何度も何度も砲撃音が聞こえました。ロケット弾が私たちの頭上を飛び、私たちは火災、煙、ビルの巨大な穴、車の衝突など、壊滅的な状況を自分の目で見ました。数分のうちにそれは焦げた残骸と化し、人々の泣き叫ぶ声が聞こえてきました。死、恐怖、破壊、断続的に鳴る緊急警報システム、そして自由な移動ができないこと、このすべての時間は私たちにとって困難で本当に長く感じました」涙ながらに話すナタリヤさんの恐怖体験を聞いた聴衆の方が次のような感想をくださいました。

「ウクライナ女性の生身から溢れる涙は、強烈なリアリティをもって伝わって来ました。わたしたちが享受している平和も、薄氷の上にある奇跡のようなものだと思い知りました」

平和を築いていくことがいかに大変であるかをいま改めて考えさせられるのです。

2020年12月に天に召された日本国際飢餓対策機構の創立理事長 堀内顕先生の記念会が昨年11月23日に行われました。そのときに国際飢餓対策機構連合のランディ・ホーグ氏が次のようにスピーチされました。

「このスピーチを準備していたとき、聖書の中から堀内先生のカギとなるキャラクターを表す言葉を見つけたいと思いました。探していたものをついに見つけました。『さて、天に上げられる日が近づいて来たころのことであった。イエスは御顔をエルサレムに向け、毅然として進んで行かれた』(聖書・ルカ 9章51節)、私が強調したいキーワードは『毅然とした態度』です。 似た言葉には、決意した、目的を持った、一途に、揺るぎないなどがあります。堀内先生にはその言葉が当てはまります。FHIでは、先生は団体のビジョンと聖書の言葉をもって毅然とした姿勢で導いてくれたのです」。

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私たちは混とんとした世界にあって、毅然とした態度で世界の困難に向き合い、弱い人々に寄り添い、平和を築く努力と、正しいと思われることを行ない続けていきたいと強く願わされるのです。

ハンガーゼロ理事長 清家弘久

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【愛知事務所】

2023年12月18日

【愛知事務所】アートで紛争被災者支援「GOEN+GOEN 2023」


12月14日(木)~17日(日)の4日間、アーティストによるアートチャリティプロジェク ト「GOEN+GOEN2023」が名古屋市栄の「ハートフィールドギャラリー」で開催されました。
昨年に引き続き、展示即売会の売上は全額、ハンガーゼロを通して紛争による被災者への支援に充てられます。

展示即売会開催中のギャラリーにお邪魔し、代表の園部知江子さんにお話を伺いました。

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▲ギャラリー代表の園部知江子さん

園部さんは1991年から「ハートフィールドギャラリー」を運営されており 、GOEN+GOENの事務局代表を務めているナカムラミオさんは、そこで作品を発表しているアーティストの1人です。

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▲ナカムラミオさんの作品


このチャリティ展示即売会は、昨年、ロシアによるウクライナ侵攻に心を痛めていたナカムラさんが、桑田佳祐、佐野元春等が「同級生」で協調して平和のメッセージを届けたいと「時代遅れのRock'n Roll Band」をリリースしたことに触発され、自分たちもアートを用いて平和のために何かできないかと園部さんに相談したところから始まりました。
以前、チャリティ展示会を実施したことがあり、コロナウイルス感染症の大流行もあって続けられなかったことを残念に思っていた園部さんが協力を快諾し、仲間のアーティストに声をかけて「同級生」8人によるチャリティ展示即売会が実現しました。

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今年は年齢の幅を広げて呼びかけ、ウクライナなど海外からの特別招待作家を含む36名のアーティストが参加しました。
1人3~5点の作品を持ち寄りましたが、展示即売会のため 、だんだんと作品が減っていきます。
そこで、せっかく見に来てくださる方々のためにと 新宅雄樹さんや加藤麻子さん等の参加アーティストが少しずつ作品を追加して、最終日まで来場者に楽しんでもらえるように工夫してくれました。

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▲参加アーティスト加藤麻子さんと出品作品

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▲参加アーティスト新宅雄樹さんと出品作品

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▲参加アーティスト水谷一子さんと出品作品


ウクライナ人アーティストの作品の横には手書きのメッセージが添えられていました。

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また、干支の龍をモチーフにした参加アーティスト水谷一子さんの作品の横には、ハンガーゼロからの表彰状と募金箱が設置され、ニュースレターも置かれていました。

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今年の売上も全額ハンガーゼロに寄付され、ウクライナ支援と「Christmas for Peace(エチオピア、スーダン、コンゴ民主共和国の紛争被災者支援)」のために用いられます。

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【東京事務所】

2023年11月09日

【ご報告】世界食料デー "カフェdeクラシック" コンサート


2023年11月3日(金・祝)、世界食料デー"カフェdeクラシック" コンサートが横浜のカフェで開催されました!
会場となったアイコニックステージは5階建てのビルの3階にLEDの光で水耕栽培をする農園を持ち、そこで収穫されたハーブや葉野菜は1階のカフェでは提供されています。
まさに地産地消を1ヵ所で行う"ビル産ビル消"を実現しています。

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今回はアイコニックステージとハンガーゼロがコラボで世界食料デーイベントを企画し、世界の飢餓や食料問題について知ると同時に、私たちの豊かな食がどのように世界と繋がっており、一人一人が飢餓ゼロを目指してどのようなアクションを起こすことが出来るかを、参加者と一緒に考える機会となりました。

ICONIC_講演

また、ハンガーゼロ親善大使の小堀英郎さん(ピアニスト)と牧師チェリストとして活動されている山本善哉さん(チェロ)の「デュオメゾン」をゲストとしてお迎えし、秋のひと時、音楽や食事も楽しむ機会ともなりました。

デュオメゾン_ICONIC

参加者は世界食料デーイベントに参加したのは今回が初めてという方が半分ほどで、
「ビル産ビル消というSDGsの形があることを知ってよかった」
「飢餓についても考える時となり、とても濃密な時間をすごさせて頂きました」
「とても良いコンサート、学びの時となりました。食を大切にしたいと思います」
「讃美歌の演奏が特に良かった。感動しました」
「 ハンガーゼロについて話が聞けて良かったです。チャイルドサポーターを検討してみます。」
と様々なご感想を頂きました。

ICONIC_event

デザートには賞味期限切れが間近のパンの缶詰「救缶鳥」を (株)パン・アキモト様よりご提供いただき、パン缶をアレンジしたパンプディングが提供されました。

パンプディング

プログラム 11月3日(金・祝)  1部:14:00pm-16:00pm 2部:17:30pm-19:00pm
*4F 会議室 :世界食料デー講演 ハンガーゼロ総主事 近藤高史「ぼくらの世界」
*3F 植物工場:水耕栽培農園見学
*1Fカフェ  :小堀英郎親善大使、山本善哉さん デュオメゾンコンサート
         1部:ティータイム 
         2部:ディナー   
         ※1部、2部ともにデザートはパン缶をアレンジしたパンプディング提供

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小西小百合

2023年09月01日

ボリビア小西駐在員 連載22


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変わるものと 変わらないもの

 私が2023年3月14日にボリビアに戻るとすぐに、高地担当スタッフから「サユリ、ビラビラ村のオクタビアちゃんが、学校をやめようとしている」と相談がありました。

 オクタビアちゃんは高校2年生で小学4年と1年生の弟がいます。彼女の村は山の上で現在5、6世帯しかなく、分校の小学校は生徒数が10人を切って数年前に廃校になり、姉弟は毎日山から下りてアサワニセンター校に通学しています。

 彼女の家には、数年前に市役所が設置した小さなソーラーパネルとバッテリーで発電した電灯が1個あります。その明かりで宿題をしていたのですが、去年バッテリーが故障しそれが使えなくなってろうそくになりました。

 彼女はろうそくの明かりだけでは宿題をすることが困難になり、気落ちして学校をやめると校長先生に言いに行ったそうです。「心配した校長先生から3月10日付で"この家庭はとても貧しく、バッテリーを買う余裕など全くない。どうかFH(注)で支援してほしい"という要望書が出されたが、事務所にはその資金がなく思案していたところだ」と担当スタッフ。

オクタビアちゃん宅に無事電気が戻った!右にソーラーパネル(母娘、スタッフ2人と小西)068-241-0413 Octavia Gerónimo Mamani2023.4.5.jpg

支援金でバッテリーを購入

 私はこれを聞いた時、神様が今この子の家族を支援するようにと、私を丁度この時期にボリビアへ戻して下さったのだと思いました。そして小西支援金の一部を用いてバッテリーを購入させて頂き、4月5日に他のスタッフと一緒に事務所の4輪駆動車でアサワニ入りしました。

 子どもたちは学校から山の上まで道なき道をものすごい速さで登っていくため1時間ほどで着くそうです。しかし私たちは学校の許可を得て早退したオクタビアちゃんの道案内の元、車で行けるところまで行き、そこからゆっくりと山の斜面をバッテリーを運びながら登っていきました。バッテリーはとても重かったのですが、男性スタッフ2人が運んで下さったのでとても助かりました。数年前と比べて車やバイクで行ける道が延長されたため、私たちは2時間半程の登山ですみました。高地で息切れしつつも、なんとか休み休み登りきることができました。

 そして泥レンガとわらぶき屋根の1部屋に家族5人が住むオクタビアちゃんの自宅に着くと、工具も無い中、スタッフが手作業の電気工事(?)をして、修理は完了。電気は回復しました!私たちは彼女を励まし、このご一家の祝福を祈りました。

 オクタビアちゃんに笑顔が戻って、その後子どもたちは頑張って勉強をしていると聞き、とても嬉しく思っています。彼らが変わらず笑顔でいてほしい。そして、これからも将来の夢に向かって歩んでいってほしいと心から願いました。

小西小百合連載22.pdf

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NewsLetter巻頭言

2023年01月01日

[2023年新春VOICE] 平和は平和を作り出す人たちによってもたらされる


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「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのために、あなたがたも召されて一つのからだとなったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい」コロサイ3章15節

先月号で紹介した王楠穎(おうなんえい)さんは、ロシアがウクライナに侵攻した2022年2月24日、ウクライナ北東のハリキウ(ウクライナでは首都キーウに続いて2番目に大きな町)で攻撃を受けました。彼は三日間避難していた地下で爆撃が収まるようにと祈っていました。その間、食事はおろか水を飲むこともできなかったそうです。この三日間はひたすら神様に「この攻撃を止めてください。私はあなたのために働きます」とお祈りをしたと言います。その後、台湾政府が用意したバスに乗ってポーランドに避難することができました。

スタッフのジェローム・カセバが11月にアフリカのシエラレオネを訪問したときにひとりの人に出会いました。彼は手縫いの布製のバッグを通りを行き交う人々に売っていましたが、よく見ると彼の両手首はありませんでした。ジェロームは彼に話しかけ、生い立ちを聞いたのです。彼の名前はエイブラハム。彼がまだ小学生の頃、お父さんが働く町まで遊びに行きました。そこで政府に対する反乱軍の攻撃を受け、お父さんは殺され、エイブラハムは将来自分たちに復讐しないようにと両手首を切断されたのです。

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エイブラハムの心と体に残っている傷は、私たちの想像をはるかに超えるものであると思います。でも彼は、人生に絶望しないで縫製の技術を身につけ、結婚をし、子どもを育てているのです。自分の身体に残っている傷を見るたびに、復讐ではなく平和を作り出すことを考えているそうです。

王さんは4月から6月までウクライナの義勇軍に入り、兵士を運ぶバスの運転手をしていました。しかし除隊をしたその日に、派遣されていた月井サムエルさんからハンガーゼロのために働きませんかとの誘いをもらいました。それから王さんはウクライナに物資を届け、病院を訪問し、難民を日本に送り出しています。ビザ取得のためにしばらく日本にいましたが、クリスマス前にはウクライナに戻りたいと日本を発っていきました。クリスマスを今も攻撃を受け、厳しい寒さと闘っているウクライナの人たちと過ごしたいと思っているのです。

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平和は自然に発生するものではなく、平和を作り出す人たちによってもたらされるものであることを深く考えさせられています。

今年もよろしくお願い致します。みなさまにとって素晴らしい一年となりますように。

ハンガーゼロ理事長 清家弘久

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【沖縄事務所】

2022年12月21日

津波防災を考える


11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」でした。東日本大震災を教訓に津波対策が推進され、内閣府ではその前後の期間において、津波防災の意識の向上と適切な避難行動の定着に向けて、「津波防災の日」スペシャルイベントを開催するとともに地方公共団体と連携した地震波防災訓練が実施されています。

沖縄県でも県内各地で避難訓練が実施されています。少しずつ人々の意識も向上しつつあるように思えます。

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【画像:内閣府(防災担当)より】

一緒に津波防災について考えてみたいと思います。

沖縄県は毎年、台風が襲来する地域で台風には慣れており、備えもバッチリ出来ています。

(ここ数年、本島への直撃する台風がないことが気になるところではありますが・・・)

しかし、地震となると、震度3程度でもうろたえてしまいます。いざというときのために地震の知識や日頃の備えが大切になってきます。

日本列島の南西部に位置する沖縄は、沖縄諸島や先島(さきしま)諸島、大東島などの大小の島々からなり、南北400㎞、東西100㎞もの広大な海域に広がっています。九州と台湾の間1100㎞にわたり、東南方向に張り出して弧状に連なる琉球列島の一部です。フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む場所にあたる「琉球海溝」と東シナ海側の「沖縄トラフ」に挟まれており、東シナ海側には火山列があります。

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【地図:Googleマップより】

*トラフ(trough)とは、細長い海底盆地で、深さが6000mより浅いもの。舟状海盆(しゅうじょうかいぼん)とも。細長くないものは単に海盆と呼び、深さ6000mを超えるものは海溝(trench)という。


地震には大きく分けて、①海溝型地震 ②断層型地震 ③火山性地震 の三つがあります。

沖縄県に被害を及ぼす地震は、主に南西諸島海溝付近などの海域の地震と、陸域や沿岸部の浅い場所で発生する地震と、沖縄トラフ沿いの浅い場所で発生する地震のようです。(地震本部による)

過去の大きな被害は、海溝南部付近にある沖縄県の先島諸島(八重山・宮古)で、1771年に「明和の大津波」に襲われ約1万2千人が犠牲になっています。



2018年、琉球大学や名古屋大学などの研究チームによる沖縄本島南東沖の琉球海溝沿い(海底2地点)の調査で、少なくても長さ130㎞、幅20~30㎞に及ぶプレートの固着域(アスペリティ。実際の地震ではこのアスペリティの領域が周囲と較べて特に大きく滑り、強い地震波を出すとされている)があることが明らかになった。と報告されています。このことから琉球海溝沿いの地域(沖縄を含む南西諸島)においても南海トラフ沿いの地域などと同様に巨大地震や津波が繰り返し起こる可能性があることが指摘されています。



日本では頻繁に地震が起こっています。そして近年に起こるかも知れないと言われているのが、「南海トラフ地震」です。駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100年~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震です。前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震1944年)、昭和南海地震(1946年)から約80年近い年月が経過した現在、次の南海トラフ大地震が近年中に起こる可能性が高いというのです。

南海トラフでは、愛知県、静岡県、大阪府が特に被害が大きいと想定されているようです。


プレートの模型図

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【画像::気象庁より】

*「南海トラフ」とは、駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域。


では沖縄県は安全なのでしょうか?

南海トラフの南側には、より深いプレートの溝である「琉球海溝」が沖縄の南を通り、台湾付近まで伸びています。そしてその「琉球海溝」は「南海トラフ」と一つに繋がっていると言われ、

この「南海トラフ」「琉球海溝」が連動する超巨大地震の恐れがあると専門家から指摘されているのです。


南海トラフ


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【画像:気象庁 大阪管区気象台 南海トラフ 地震特設ページより】



南海トラフと琉球海溝



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【地図:Googleマップより 一部加筆】


なんと、沖縄県内の16市町村(名護市、糸満市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、東村、与那原町、渡嘉敷村、座間味村、南大東村、北大東村、伊平屋村、八重瀬町、多良間村)が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。

今、一度、津波防災について学び、いざというときにどのように行動すべきか、備える必要があります。

あなたの住んでいる地域は?職場は?お子さんの学校は?ご両親は?

ハザードマップの確認をしましょう。しかし、何処で地震・津波が起こるのかわかりません。

先日ハンガーゼロ・親善大使のゴスペル亭パウロさんが防災落語を通して、地震が起こったとき、トイレの中の場合、お風呂の場合の対応や、備蓄品等についてなど、分かり易く伝えてくださいました。

講演会やセミナーとタイアップし一緒に考えることができるなら!と思いました。

大切な人を守るために、今、できることを!



【避難のしかたの心得(国土交通省より)】

1) 避難は揺れがおさまってから

2) 海や川の近くにいる場合は、すぐに高台や3階以上の建物に

3) 避難する際は、頭を守り徒歩で

4) 隣近所にも声をかけて、みんなで避難

5) 災害時の必需品は忘れずに

6) 避難場所へ移動中は、山崩れや落下物に注意

7) 避難場所についたら、津波がおさまるまで待機

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【大阪事務所】

2022年12月08日

白鞘慧海親善大使のWorld Food Day + Gospel 2022に感動


こんにちは。新人の柳瀬です。
今回初めてチャリティイベント会場で運営のお手伝いをさせていただきました。

「World Food Day Cross Gospel 2022」というタイトルで、世界食料デーを覚え、11月26日に上野芝キリスト教会にて開催されました。当日はスタッフ含め25名の方々が会場に来られました。また、遠方からZoomで参加された方や、Youtube配信を視聴された方がおられました。

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Schanita(シャニータ)さん(アメリカより、事前収録の動画にて)、Gordon(ゴードン)さん、白鞘さんの3人ものゴスペル歌手によるゴスペルとともに、谷口牧師によるピアノ伴奏、そしてZoomや対面で参加してくださったクワイアの皆さんの歌声も聴かせていただける、大変豪華な時間でした!
熱のこもった歌声を聴き、そして喜びをもって歌われている姿を見ていると、本当に心満たされました。コンサートから時間が経った今でも、白鞘さんとクワイアの皆さんが歌っておられたゴスペルが、耳から離れません!

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ゴスペルの後、鶴浦スタッフによる講演がありました。お話の中で、アフリカの支援地、コンゴでのエピソードが印象に残りました。「一人の人が始めた家庭菜園が、いくつもの地域の農園へと広がった」1人の小さな一歩が、地域の人たちの心を変え、また地域の土地を、耕され実りを生む農地へと変えたのです。神様のなさることはAmazingです!

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冒頭と最後に合わせて2回、今年の世界食料ーのテーマ動画(Youtubeで視聴可能!)が流されました。今年から親善大使になられた白鞘さんが書き下ろしてくださった「ぼくらの世界」というテーマ曲が使われています。「ぼくらはこの世界に愛し合うため生まれてきたんだ」という歌詞のように、神様が愛してくださっているこの世界の一人一人が助け合うことを歌っておられ、「自分のできることは何だろうか」という考えに自然に導かれました。

コンサートの終演後は、お茶をいただきながら、出演者や参加者の皆様との交わりの時間を設けていただきました。今回私にとって一番印象深いことは、支援者の方々との出会いです。「知らなかったことが知れてよかったです」「最近ハンガーゼロサポーターになりました!」などと直接の声をお聞きすることができ、本当にうれしかったです。また、ウクライナでボランティアをされていた王さんに、前のめりになるような感じでウクライナのことを尋ねておられる方もおられました。

皆様のたくさんの熱心に励まされる、素晴らしい時間でした。白鞘さんをはじめ奉仕してくださった方々が、事前収録の動画や音声、ZoomやYoutubeなどで工夫してくださったことにより、アメリカ在住のSchanitaさんや遠方からZoomで参加されるクワイアの方々とも、この感謝な時を共有することができました。

今年最後の食料デー大会が、このように祝福された時となったことを、感謝いたします。

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【大阪事務所】

2022年12月08日

インターンシップを終えて


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私は11月からインターンシップ生として5日間体験させていただいた村上 朋壽(ともひさ)です。
大学では主に国際文化学と中国語を学んでいます。

私は元々ボランティア活動に対し興味があり、ハンガーゼロに先輩方がインターンに行っていたことを大学の先生から聞き、ホームページを拝見させていただきました。ホームページを調べてみると、世界の10人に1人が飢餓で苦しんでいる現実があることを知ると同時に私が想像していたよりも飢餓問題は深刻であることに衝撃を受け、飢餓に限らず自分の知識や認識をもっと深めていかなければならいと思い、5日間という短い期間でしたが、今回のインターンを志望しました。

インターン初日、清家理事長から世界の飢餓と貧困のお話を聞かさせていただきました。それはホームページを見ただけではわからないたくさんの学ぶべきことがありました。
事務所には、日本人スタッフだけではなく韓国や中国からのスタッフも働かれていました。そのことは海外の人と話す機会が無かった私にとって、世界の状況を知れるとても良い経験となりました。

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仕事の内容は、ハンガーゼロの支援地の子どもたちからのクリスマスカードや手紙を翻訳する作業をさせていただきました。翻訳する中で支援地の状況を知ることができ、たくさん学ばさせていただくことがありました。

今回のインターンで学んだことの一つは、国際協力の働きは、現地に出向かないとなにもできないというわけではないということで。日本の事務所からも現地の人の手助けになる事をたくさんできるということです。5日間という短い期間ではありましたが全てが良い経験となりました。ありがとうございました!

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田村 治郎

2022年11月11日

2022年8月ポーランド・ウクライナ訪問記 _8回目(最終回)


 翌日ホテルを出発しようとチェックアウトの手続きをしていると、昨夜とは打って変わってマリアさんがさっぱりした顔で「昨日はありがとうございました Дякую за вчора」と挨拶してくださった。子どもたちもぐずることなく、一晩ゆっくり休んで落ち着かれたようです。
 
さて、一路ワルシャワ駅に向かってアウトバーンを疾走。何度かトイレ休憩や昼食を挟んでのドライブです。マリアさんの2人の子どもは、兄ドミニク君2歳、妹サラちゃん1歳。とてもお茶目で可愛い2人。王さんにもよく懐いていて、休憩したパーキングに広がる芝生を、まるで親子のように走り回っている姿は、旅の疲れを癒してくれる1コマです。
 さあ、そこから一走り6時間ほどで到着です。名残惜しいのですが、ここでマリアさん親子とはお別れです。彼女たちはここからさらに列車に乗って親戚を頼って西部の町まで行かれるとのこと。旅路の安全とご主人の守りを祈りお別れしました。

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「ドミニク君、サラちゃん」


 私たちが宿泊したWarsaw Westin Hotelは、国からの支援をいただいて客室の半分をウクライナ難民の方々の避難所として解放し、残りで通常営業しています。このホテルの駐車場にあるウクライナ人教会で「ぜひコンサートをしてくれ!」と、牧師に懇願され、この時すでに森さんも私もコロナの症状が出始めており、発熱と喉の痛みを感じていましたが、「このために来たんだから!」との森さんの情熱にしばし熱も痛みも忘れてコンサート開催です。岡さんはこの時も音響を担当してくれましたが、まだ熱は下がり切っておらず、いくつか記憶が飛んでるようですが、そこはプロ。しっかり仕事はやり切ってくださいました。ミニコンサートとなりましたが皆さん喜んでくださったことは言うまでもありません。コンサートの中で王さんが思わず「ゆりさんがCovit19になりました」と言ってしまいましたが、コンサート後には誰一人躊躇することなく、感謝感謝のハグの嵐でした。

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「ワルシャワ・ウクライナ人教会でのコンサート」

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「ワルシャワ・ウクライナ人教会の皆さんと」


 岡さんの症状も昨日と比べて少し回復したようで、オヤジ特有の「病院は行かない」と駄々をこねていたのですが、森さんの「病院に行きなさい!」との母の一声で、無理から引きずるように保険契約指定の病院へ診察してもらうことに。診察手続きのため病院の受付で保険契約証を見せても、「そんな保険会社は知らない」とあっさり言い放たれて、キャッシュレスとはなりませんでしたが、そこは旅につきもののトラブル、受け入れ乗り切るしかありません。診察してもらうと脱水症状で、3本ほどとっておきの電解質輸液を打ち込んでいただき、2時間ほど休んでホテルに戻りました。ここまでが当初予定していた1週間の弾丸ツアーです。この後の顛末は、1回目~3回目に報告した通りです。

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「岡さん、点滴の図」


 このブログを書いている今は10月の中旬です。帰国して1ヶ月以上が経ちましたがウクライナの戦況は泥沼化の様相を呈しています。ロシア軍に占領された東部のいくつかの地域はウクライナが奪還したものの、ロシア軍による2日間に及ぶミサイル攻撃で、首都キーウをはじめ、ウクライナ全土の主要都市の火力発電所などライフラインとなるインフラが破壊され、多くの死傷者を出し、戦下の人々はいまだ停電の中厳しい冬を迎えようとしています。核使用も徐々に現実味を帯びてきている状況です。どうぞ、ウクライナに平和が戻りますように。被災し避難しておられる方々が1日でも早く普通の日常を送れますように、祈りの輪を広げてください。私たちハンガーゼロも、さらに支援の働きを継続していきます。皆さんの愛の心を届ける手足として私たちを用い続けてください。
ウクライナの平和を祈りつつ。Миру Україні !

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「左から、筆者、森親善大使、岡さん」

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